2008年2月24日日曜日

風のない日には

風のない日には、海に空が映って見えます。
入り江を高台から俯瞰した以前と似た構図。今回のポイントは鏡のような海。海岸からなら雲が映る様子を見たことがあるが高いところからも海面が鏡のように見えるかどうかは分からない。
人物を手前の杭より向こう側において全体的に引いた印象に。また魚眼っぽい歪みと周辺光量を落として写真っぽくした。

2008年2月19日火曜日

草の根プランター

公共の空間にご近所さんが勝手に植物を植えていることがよくある。歩道の街路樹の根本もそうだし鉄道の敷地なんかも庭みたいになってることがある。たまに家庭菜園になってたり洗濯物まで干してあって「お前の家かよ」といいたくなるときもある。
そんなお勝手ガーデニングで高頻度に見かけるのがトロ箱のプランター。なんでトロ箱なのだろう。それ程ではないけど見かけるのは炊飯器のカマ。金属製の立派な入れ物がもったいないからか。
植えてあるものの手入れもしてない様だし、限りなくゴミに近いけどなぜか全国で見かける。

嫁には内緒

pixiv内での企画「点取り占い」に参加するために描いたもの。駄菓子屋の点取り占いを模して内容は自由に描いて良いという企画。
pixivはイラストコミュニティだけどオタク寄り。自分もそういう絵を描いてるし。そんなわけでpixivで遊んでいることは嫁さんには話してない。話すと絵を描く時間もなくなるかもしれないし…でも家庭不和も怖いなあ…。という葛藤。

2008年2月15日金曜日

外人天国秋葉原

10年ぐらい前の秋葉原はビジネスの町で、休日こそオタクや家族連れが目立つものの平日はスーツ姿のサラリーマンの町だった。今は平日だと外国人が多い。多分韓国か中国の人なんだろう。見た目は違和感無いから気にならないが話している言葉が違う。欧米人もグループで行動しているのをよく見る。
ヨドバシに行くと半分は外国人じゃないかと思う。それぐらい多い。で、マッサージ機コーナーに外国人しか居ない椿事。なんという日本的な量販店の過ごし方。器の問題なんだな、人間って。

2008年2月14日木曜日

男子のキモチ

写真家、梅佳代氏の写真集「男子」を見た。アホな「小学生男子」の記録すべきアホさを切り取った写真。むむむ面白い。そして心の奥底でイタイ。私もかつてアホでイタイ男子であったから。
先日のイラスト「戦略爆撃機による無差別ドリフ」はpixivでびっくりするほど面白がっていただき、8000回以上もの閲覧をいただいた。スケールの違うウケ方に平常心をなくした私としては出来る訳も無いのにまた何とかウケたいものだと思ってしまう。まさに「男子」。

2008年2月12日火曜日

ねじ式通り

都内某住宅地の某通り、ここはなぜか歯医者がいっぱいある。以前は歯医者同士は傍には開業できなくて満遍なく散らばっていたのだが何時からか自由になった。ここもそうやって集中してしまったのだろう。
そんな過当競争がよくないのか最近は歯医者が儲からないそうで。お医者様でも食うに困るとは世知辛い。
しかしこの光景で思い出すのはねじ式の医者を探すシーンだったり。「医者はどこだ!」と。

2008年2月10日日曜日

戦略爆撃機による無差別ドリフ

成層圏から金タライが…。ネタ絵だけれど、これ実は夢で見たネタ。あまりのバカバカしさに絵に描こうと思い立つ。
ベトナム戦争時と思われる爆撃機の写真をネット検索で見つけてトレス、パース調整して編隊にして金タライとのギャップが大きくなるよう禍々しい雰囲気になるように塗った。光沢がよりバカバカしくていい。

2008年2月8日金曜日

バアの女

大正ロマン的にバアに独りで居る女。
挿絵的なイラストを描いてみたかったので挑戦。パース無視のレイアウトと異次元ながら立体感のある塗り。キュビズムというよりイラスト的にもうスタンダードの一つな表現かな。
思ったより塗りに手間取る。線画の構成が単純な分、色で見せないといけない感じ。これも描いていて面白かった。

絵は老いない

昔の漫画を読んでいて「あーこれ写真だったら痛いよなあ」と思うことがある。写真は情報量が多いので当時の雰囲気をそのまんま写し込む。絵の場合はある程度読者の想像に任せる。その分時代が移っても古びないと思うのだ。
例えばもう25年も前になってしまう「めぞん一刻」。当時映画の影響でレオタードが流行、それを取り上げたエピソードがあった。作者の高橋留美子は時代感覚を漫画に取りんだ人だが、その分時代のズレが気になってくる。それでもコミックの絵で見ると写真ほどのノスタルジーは感じない。これもまた絵ならではの特性だと思う。

2008年2月5日火曜日

港町純情

港を見下ろすお社で。「純情」って昭和の香りがするなあ。
坂の下の水面の煌めきが逆光になる構図を描いてみたかった。今回も構図程度のラフに色を乗せながら絵を作っていく方法で描いている。デッサンした主線に塗り絵と違って完了が開放状態で作業するので途中でメゲそうになる。Painterの使い方が悪いのか塗りが丁寧にならない。課題は無限に続く。